稲穂に早くもカメムシが! 第82回「サルシカ農天記」

投稿日: 2016年07月29日(金)15:06

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稲の穂が出始めてから約10日たちました。
穂がどんどん増えています。この調子で育って欲しいものです。

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しかし、早くもカメムシが稲穂に取り付いています。このカメムシは、斑点米カメムシ類で稲穂から汁を吸います。
汁を吸われた米粒は、斑点が出来て見た目が悪くなり、農協などの流通では二等米、三等米という評価を受けて、安くしか売れません。周辺のイネ科の草を刈ったり、薬剤散布をすることにより被害を少なくすることは出来ますが、私としては、薬剤散布なしで行こうと考えています。

また、全部の米粒が斑点になるわけではないので、変色した米粒を取り除く選別機械を通せば斑点米を取り除くことができます。設備に結構な金額がかかります。

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蜘蛛が稲の間に蜘蛛の巣を張っています。ここはひとつ彼を応援し、カメムシをどんどん食べてもらいましょう。